三英傑シリーズ

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三英傑の名を借りた銘柄選択3つの切り口

厳しい経済環境ではじまった21世紀、皆様におかれましては資産運用に対するご関心を日増しにお感じのことと存じます。証券業を営んで120年の木村証券では、今こそ株式投資の重要性を皆様にお伝えしなくてはならないと考えております。一言に株式と申しましても、国内上場・公開企業だけでも3000社以上あり、玉石混淆のなかから見付け出すことは容易なことではございません。
「良い株式を良い顧客に持っていただきたい」という弊社の願いを込め、「三英傑シリーズ」と郷土が生んだ英雄にちなんで株式を幅広く皆様にご提供できればと存じる次第です。
三英傑の名を借りて銘柄選択の切り口を三つに分け、投資スタンスが少しでもわかりやすくなればと考えました。

  • 即断即決、短期で見極める。信長コース

    株式投資にはタイミングが重視されます。株式相場の状況や今後の展開をふまえ、需要やテクニカルを重視しながら機会を捉えた時に原則的に選びます。
    時空を超えて夢とロマンに馳せたアグレッシブ(攻撃的)な信長にちなみました。

  • 中・長期の成長性を見極める。秀吉コース

    投資対象を企業の成長力と位置づけ、収益価値の集約EPS(=一株当たり利益)を基準として、原則的に当数値が今後増大すると予想されるものから選びます。 日吉村の農家から太閤になった成長性にちなみました。

  • 本質価値・安定性を冷静に見極める。家康コース

    投資対象を本質価値に位置づけ、市場時勢によって過小評価されているものを本質価値の集約BPS(=一株当たり純資産)を基準として、原則的に当数値がPBR平均以下のものから選びます。徳川300年の基礎を築いた着実な安定性にちなみました。

「三英傑シリーズ」2025年6月版

信長コース 注目ポイント
(2206) 江崎グリコ チョコ、ビスケット菓子大手。乳製品やカレー、化粧品素材も展開。中国、タイへ進出。25/1-3期事業別売上高構成(調整額除く)健康・食品10.5%、乳業17.3%、栄養菓子18.9%、食品原料3.7%、国内その他23.5%、海外26.1%。ポッキー中心に海外の菓子販売が好調。インドネシア新設のポッキー工場の稼働も高水準。アーモンド効果順調。老化細胞除去で特許取得。
(2433) (株)博報堂DYホールディングス 広告大手。博報堂、大広、読売広告社が統合。25/3期地域別収益構成(消去又は全社除く)日本74.8%、海外25.2%。北米の構造改革一巡し特損も減少。国内はジャパンモビリティショー開催などで好調を予想。NTTデータやアイリッジと共同出資会社設立。アプリやITコンサルティング事業参入。広告以外の事業育成を急ぐ。のれん償却前ROEの10%以上めざす。
(3387) (株)クリエイト・レストランツ・ホールディングス SC内フードコート、飲食店を展開。「しゃぶ菜」、「磯丸水産」他。立地に応じた業態を開発。25/2期連結店舗数1,116店。同期カテゴリー別売上収益構成比、CR34.6%、SFP19.2%、専門ブランド31.5%、海外14.7%。米「ワイルドフラワー」のベーカリーレストラン事業を買収。4月つけ麺「狼煙(のろし)」を子会社化。グループ内のめん事業と連携し商品開発促進。
(6103) オークマ 工作機械大手。NC内製化し機電一体化のマシニングセンタなどの技術力に定評。25/3期地域別売上高構成(調整額除く)日本58.3%、米州22.0%、欧州11.8%、アジア・パシフィック7.9%。TSMC工場建設に伴い半導体製造装置メーカーへの拡販強化で熊本に営業拠点新設。5軸化工機など好採算品の割合増加。欧米で主軸修理工場増強しアフターサービス強化。
(9433) KDDI 総合通信大手。auブランドによる携帯事業が柱。25/3期事業別売上高構成比(その他、調整額除く)パーソナル77.4%、ビジネス22.6%。法人向けDX支援事業が好調。携帯電話事業も値上げにより実質通信料収入増。三菱商事と共同出資のローソンの利益が向上。NECと協業でサイバーセキュリティーサービスを提供。膨大な情報をAIで分析し攻撃兆候を把握。

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秀吉コース 注目ポイント
(5110) 住友ゴム工業 タイヤ世界大手。オーツタイヤ合併。ブランドはダンロップとファルケン。25/1-3期カテゴリー別タイヤ販売構成比、乗用車(高機能タイヤ36.3%、プレミアムタイヤ51.7%)、トラック・バス3%、二輪・産業9%。米工場閉鎖など構造改革で採算が改善。米グッドイヤーから欧州、北米、オセアニアのダンロップブランド販売商標権を取得し、当社独自商品を順次投入。
(6005) 三浦工業 産業用小型ボイラ国内大手。知名度高い。保守・サービス網の充実が収益源に。25/3期事業別売上収益構成比(その他、調整額除く)国内(機器販売34.3%、メンテナンス17.6%)、海外(機器販売31.3%、メンテナンス16.8%)。5期連続最高益。国内は食品機械の大型案件や、舶用機器、アクア機器、ボイラ販売に加え、メンテナンス堅調。買収の米社貢献。韓国も売上増。
(6902) (株)デンソー 自動車部品世界大手。カーエアコン首位。25/3期地域別売上収益構成(その他、消去又は全社除く)日本48.3%、北米21.3%、欧州8.2%、アジア22.2%。同トヨタ向け44.7%。自動運転向けの半導体調達や開発で提携を強化。米オンセミへ一部出資。パワー半導体は富士電機と協業、国内網構築へ。期初予想にはトランプ関税を織り込まず。社員に株式報酬制度を導入。
(7259) (株)アイシン トヨタ系部品大手。自動変速機で世界トップ。EV向け駆動装置「イーアクスル」開発注力。25/3期地域別売上収益構成比(その他、調整額除く)日本55.4%、北米19.2%、欧州5.2%、中国10.9%、アセアン・インド9.3%。同トヨタグループ向け68.3%。今期営業利益目標は2,050億円に変更。PHV、HEV拡販プロジェクト開始。イーアクスルの第2世代を市場投入。
(8725) MS&ADインシュアランスグループホールディングス 損害保険国内大手。傘下に三井住友海上、あいおいニッセイ同和損保他。25/3期事業別売上高構成(その他、調整額除く)国内損保(三井住友海上26.5%、あいおいニッセイ同和22.6%、三井ダイレクト0.6%)、国内生保(三井住友海上あいおい7.3%、三井住友海上プライマリー18.6%)、海外24.4%。アジア中心に欧米へ事業拡大。今期保険料値上げで収支向上。

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家康コース 注目ポイント
(2296) 伊藤ハム米久ホールディングス 三菱商系食肉卸国内大手。伊藤ハムと米久が統合。25/3期商品別売上高構成比、ハム・ソーセージ(プロパー18.0%、ギフト1.0%)、調理加工食品16.4%、食肉(牛肉28.5%、豚肉19.6%、鶏肉9.1%、羊肉・他4.4%)、その他3.0%。加工食品の商品ポートフォリオを改善、販売力強化と高効率設備・省人化により生産性を改善へ。10周年の株主還元として記念配当を実施。
(4205) 日本ゼオン 合成ゴム大手。耐油性特殊ゴムでトップ。25/3期事業別売上高構成(その他、調整額除く)エラストマー素材66.0%、高機能材料34.0%。ノートPC向け光学フィルムやプリンター向け光学樹脂など高機能材料が好調。粘着テープが海外向けに伸長。氷見二上工場に年4500万㎡の生産能力の建屋新設。今期トランプ関税の影響を24%課税前提で営業益1割弱と試算。
(5201) AGC ガラス世界大手。ガラス、電子部材、化学品3本柱。バイオも。25/1-3期事業別売上高構成比(調整額除く)建築ガラス20.5%、オートモーティブ25.3%、電子17.1%、化学品28.4%、ライフサイエンス6.1%、セラミックス・その他2.6%。自動車向け値上げ。半導体製造用フォトマスクブランクスなど電子材料好調。トランプ関税の影響不透明だが期初予想は変えず。
(6473) (株)ジェイテクト 光洋精工と豊田工機が合併。電動パワステ等自動車部品、軸受、工作機械の三本柱。25/3期事業別売上収益構成比(調整額除く)自動車69.1%、産機・軸受19.3%、工作機械11.6%。同地域別構成比、日本37.5%、北米25.9%、欧州11.3%、アジア・オセアニア(中国含む)23.0%、その他2.3%。2030年までにシステム投資500億円超。28年までにインドに300億円超投資。
(7267) ホンダ 二輪車世界首位。四輪車は米国で人気。海外生産で先行。2040年脱エンジン目標。25/3期事業別売上収益構成比(消去又は全社除く)二輪16.5%、四輪65.7%、金融サービス16.0%、パワープロダクツ及びその他1.8%。カナダのEV計画を2年程延期するなどEV投資を修正。トランプ関税の影響見込み期初の営業益予想を58%減と発表。ハイブリッド車生産に注力。
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